マネーフォワード、投資支援サービスを提供？ －IT Pro記事より－
IT Proで「FinTechはどこに向かうのか」の連載が始まりました。国内外のさまざまなFinTechサービスが紹介されており充実した記事となっています。下記リンクは連載第二回の記事です。
当ブログ的に注目したのはこちらのチャート。FinTechが分野ごとにマップされていますが。"PFM"は個人財務管理、個人向けに家計簿サービスやアカウント・アグリゲーションによる資産管理サービスを提供するサービスです。日本における代表プレイヤーはマネーフォワード社。
このチャートのメッセージは、PFM事業者が、利用者から集めたデータを活用して投資支援領域にビジネスを拡大するのでは、という予測です。確かにマネーフォワードには銀行・証券会社から収集した個人の資産配分や取引データが蓄積されています。このデータを活用して、例えば利用者一人ひとりに最適な資産配分を提案し、それを実現するような金融商品をカスタマイズして提案・提供するようなサービスが考えられます。予測ではありますが、このようなロボ・アドバイザー機能の提供はマネーフォワード社もじゅうぶん考えている方向なのではないでしょうか。
テクノロジーを用いて個人の資産運用に革命がもたらされる日も近いように思います。
