AIを用いたコンテンツ・フィルタリングを提供するSelerity
Selerityは、機械学習を用いてWeb上のコンテンツをフィルタリング・推薦するテクノロジーを提供するスタートアップ。拠点はニューヨークです。今回、シティグループ等から$4.2mの資金調達をしたことが報じられました。
もともとは機関投資家・個人投資家向けにニュースサイトからBreaking Newsをリアルタイムで検索するサービスを提供していたSelerity。そこから派生して、Selerity Contextという"the industry's contexual content recommendation service"を提供しています。
これは例えば、以前当ブログでもご紹介したSymphonyというメッセージングサービスと協働し、Symphonyのチャット上である株式の銘柄名が出てきたら、自動的にその企業に関するニュースやツイートを検索し、Sympthonyの画面上に表示するサービスです。
Web上に情報が溢れる時代に情報をフィルタリングするサービスは大きなニーズがあります。機械学習を用いてコンテンツの推薦の精度を高めていくことによりユーザーの利便性を向上していくものと思われます。