FinTech news

FinTech、とくに資産運用系のスタートアップサービスを中心に紹介します。

2016-01-01から1年間の記事一覧

英国発Moneyboxは「おつり貯金」で投資を実現

ロンドン発のFinTechアプリ「Moneybox」。 クレジットカード・デビットカードの買い物の端数を自動で投資用口座に移動、後日まとめて投資に回されるサービスです。 japan.cnet.comji 例えばデビットカードで 1.8ポンドの買い物をしたら、カードからは2.0ポン…

これぞFinTech。ネストエッグの自動貯金サービスfinbee(フィンビー)

FinTechスタートアップのインフキュリオン傘下のネストエッグが、銀行APIを活用した自動貯金アプリを発表しました。 thebridge.jp 住信SBIネット銀行からサービス開始予定。普通預金口座に紐付いた貯金用口座に、アプリを使って設定したルールに従って自動的…

テーマ型投資スタートアップのFolio

投資系のFinTechスタートアップ、Folioを紹介します。 jp.techcrunch.com 2015年12月設立、年内サービス開始予定とのことでサービスの内容はまだ明かされていませんが、TechCrunchの記事によると、ロボアドバイザーの他にテーマ型ポートフォリオ投資のサービ…

AIのインパクトとファイナンスの未来 - IIFレポート

AI(人工知能)の金融ビジネスに対するインパクトについて、IIF(Institute of International Finance)がレポートを発行しました。 Digitizing Intelligence: AI, Robots and the Future of Finance | The Institute of International Finance レポートの概要…

Forbes「世界のフィンテック50社」

Forbesの「世界のフィンテック50社」。投資・トレーディング部門の2社が紹介されていました。 forbesjapan.com うち1社は当ブログでも紹介済みの、テーマ型投資のMotif Investingです。株式のポートフォリオ情報の交換を通じて、投資家コミュニティを形成し…

アメリカにおける世代別資産運用動向

TechCrunchに、アメリカにおけるベビーブーマー、ジェネレーションX、ミレニアル世代の三世代ごとに資産運用の状況を分析した記事が載っていました。 アメリカの動向ではありますが、日本における示唆も感じられるのでご紹介します。 techcrunch.com 記事内…

ゴールドマン・サックスがロボ・アドバイザーのHonest Dollarを買収

FTで、Goldman SachsがスタートアップのHonest Dollarを買収というニュースが報じられていました。 next.ft.com 記事タイトルには「ロボ・アドバイザーのHonest Dollar」とありますが、Honest DollarはWealthfrontやBettermentのようになポートフォリオ作成…

ディープ・ラーニングを活用したアルゴリズム投資のキャピタリコ

以前当ブログでも紹介した、ディープ・ラーニングを利用した画像認識からトレーディングにピボットしたAlpacaのサービス、"Capitalico" が本日ローンチしたそうです。 jp.techcrunch.com 以前の記事はこちら。いずれもTechcrunchの記事です。 fintech.hatena…

AIを用いたコンテンツ・フィルタリングを提供するSelerity

Selerityは、機械学習を用いてWeb上のコンテンツをフィルタリング・推薦するテクノロジーを提供するスタートアップ。拠点はニューヨークです。今回、シティグループ等から$4.2mの資金調達をしたことが報じられました。 www.seleritycorp.com もともとは機関…

日本IBMがFinTech共通APIの提供を開始

APIの提供は、Fintechサービスの開発・普及を一気に後押しする動きです。 今回は日本IBMのAPI提供開始のニュース。 www.atmarkit.co.jp APIの利用の例で考えられるのは、銀行口座残高の提供。 MoneyForwardやMoneyTree等のアカウント・アグリゲーションサー…

人工知能が人間に「買い」を指示するAI金融時代の到来 - WIRED

AI(人工知能)と投資についてのWIREDの記事をご紹介。 wired.jp クオンツモデルに基づいて、コンピュータが売買を決定する運用戦略は昔からあるし珍しくもありません。 記事によると、新しいタイプのAIヘッジファンドは ベイジアンネットワーク 進化的計算 …

お金のデザインがロボ・アドバイザーサービス THEO[テオ] を本格開始

株式会社お金のデザインが、ロボ・アドバイザーサービスを本格開始しました。 theo.blue 投資一任で海外ETFのポートフォリオを作成、自動リバランスしてくれるサービスです。スマホでいくつか簡単な質問に答えるだけでユーザーのリスク許容度を判定、それに…

低コストでテーマ型投資を提供するMotif Investing

ちょっと変わり種の資産運用Fintechスタートアップを紹介します。シリコンバレーのMotif Investing。 www.motifinvesting.com Motif Investing は "Online Brokerage & Investmen Ideas" ということで、株式やETFが購入できるオンライン証券会社ですが、テー…

ロボ・アドバイザーの明るくない未来

ふたたび、ロボ・アドバイザーに関する日経の記事。 www.nikkei.com 今回の記事ではお金のデザインとGMOクリック証券の提携、新スタートアップのフォリオ、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問の3つが紹介されています。ロボ・アドバイザーへの参入が増…

AI(人工知能)による投資についてのFT記事

Financial Times誌に、投資におけるAI(人工知能)テクノロジーの活用についての記事が載っていました。 next.ft.com AI研究者はテクノロジー企業で争奪戦となっているが、金融(投資)業界でも引っ張りだこのようです。世界最大のヘッジファンドBridgewater…

マッキンゼー「フィンテックにより銀行は利用され、迂回され、分解される」

マッキンゼーのコンサルタントの方が日経ビジネスにFintechの分析記事を書いています。 business.nikkeibp.co.jp 特に欧米金融機関がFintechによる革新的サービスにどう対応しようとしているかについての部分が特に面白いです。「模倣」「買収」「サプライヤ…

東京にFintech集積地を:兜町、大手町での動き

東京各所で、Fintech企業の集積地を作ろうという動きが出てきています。 まずは兜町。東京証券取引所の関連会社である平和不動産が、Fintech企業を集めて活性化しようとしています。 itpro.nikkeibp.co.jp 兜町はもと株屋の街ですがすっかり寂れている感があ…